オータケガスをお使いの方プロパンガスを
ご利用のお客さまへ

LPガスの主な特長

LPガスには、主に4つの特長があります。

環境にやさしい
クリーンエネルギーである

LPガスは化石エネルギー(石油・石炭・天然ガス・LPガス)の中でも天然ガスとともに二酸化炭素の排出量が少ないエネルギーです。また、環境に悪影響を与える硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、浮遊性粒子状物質(SPM)をほとんど発生しません。

災害対応力に優れている

LPガスは1戸ごと個別に供給する「分散型エネルギー」です。災害により供給がストップした場合でも、配管など供給設備の点検が短時間で済み、その場で修理することができるため迅速な復旧が可能です。また、LPガスは避難所や仮設住宅へ迅速に設置することができ、被災者の方の生活を支援することができます。

安全・安心なLPガス

これまで、LPガスに関する安全・安心の確保という観点から様々な技術開発が行われきました。多くの安全機器が実用化され、安全・安心の確保に大きく貢献しています。
また、LPガス業界としても様々な保安活動に取り組んでいます。

快適で、
省エネルギーなLPガス機器

LPガスの環境性をより活かすため、家庭用・業務用・工業用などの幅広い分野で様々な技術とシステムが開発・導入されてきました。
「Siセンサーコンロ」、「エコジョーズ」、「エネファーム」、「エコウィル」など、省エネ性の高いLPガス機器があります。
LPガスの性質

空気よりも重い

LPガスは空気よりも重く、もれると低いところや物かげにたまる性質があります。もしガスがもれたら、下の方の風通しを良くしてガスを屋外に追い出しましょう。

ニオイをつけてある

LPガスそのものは無色無臭ですが、もれたときに分かるようにガス特有のニオイをつけてあります。

燃焼には新鮮かつ
たくさんの空気が必要

LPガスが燃焼するためには新鮮かつたくさんの空気(酸素)が必要です。室内でガスを使用するときは、十分に換気をしてください。

LPガスは環境にやさしい分散型エネルギー

LPガス(プロパンガス)は、地球温暖化の原因となるCO2の排出量が、他の化石燃料と比べて少ないエネルギーです。 LPガスは体積あたりの総発熱量(カロリー)が天然ガスに比べて約2.5倍と非常に高く、ハイパワーで環境にやさしい高品質なガスエネルギーです。 LPガスは個々のご家庭ごとに供給するため、個別対応が可能で、万一設備が破損しても比較的容易に点検・復旧することが可能です。 災害時には安全を確認した後、その日から炊事やお風呂にLPガスを使用することができ、避難所や仮設住宅へのエネルギーとしてもLPガスが採用されています。 国の定めている「エネルギー基本計画」においては、LPガスは「災害に強い(個別)分散型エネルギー」として高い評価を受けています。
温室効果ガス排出量
温室効果ガス排出量
エネルギーロスが少ないLPガス
エネルギーロスが少ないLPガス

LPガスを安心してお使いいただく
ために必ずお読みください。

LPガス安全委員会

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国によるLPガスの位置付け

LPガスはエネルギー供給の「最後の砦」

震災後のエネルギー政策の方向性を示した新しいエネルギー基本計画が、閣議決定されました。この中では、LPガスを「緊急時にも貢献できる分散型のクリーンなガス体エネルギー」と位置づけ、「災害時にはエネルギー供給の『最後の砦(とりで)』」としています。
中核充填所など供給体制の強靭化を進め、LPG車には運輸部門での燃料多角化の役割も期待されています。

災害時でも機能不全に陥らないシステムを平時から確保

閣議決定されました国土強靱化基本計画の基となる国土強靭化大綱においてLPガスの災害時における有用性が認められました。
「避難所等においてLPガスバルクユニットを常時備蓄として設置する」、「国、地方公共団体、業界が一体となった防災協定の締結及び設備導入のための資金計画の策定及び支援方法等に関する全国的な指針の策定を検討する」、「防災拠点、地域への自立分散型エネルギー等の導入を支援する」等が例示されています。

学校施設の避難所としての機能強化、津波対策

文部科学省は、避難所となる学校施設の防災機能の強化や津波対策の検討を行い、報告書をまとめました。この中で、施設の老朽化や耐震対策に加えて、炊き出しなどの熱源としてのLPガスや可搬式の発電機などを確保しておくことが重要としています。